随想録・・・

コンダクターとピアニスト。
違う団だったけど……独り席仲間。

お互いの楽曲覚えて……
朝の７時から練習。

難しい曲いっぱい頑張ったなぁー
るみちゃんとこめっちゃ難しいねんもんー

忠やんのタクトは……
自分の腕がドンドン上がるタクト。

上がっていくのがすごくわかる。
感動もの……私 こんなにピアノうまかったっけ？

同じ学生どうしだもんねー
るみちゃんとは……そういう風にはいかなくて
お互い四苦八苦……

ここ入りにくいーって……よく文句言ったなぁー
ちゃんと練習してなかったら……ちょんばれー
モニカぁ……ついてきてよーーって……

団レッスン終わって……
一緒にお風呂屋さん行って……
祇園にアルバイト。

一緒に寝て起きて……
またレッスン。

無駄にピアノの数だけは多かった母校に
本当に感謝。

本当に感謝。

ピアノ弾き放題……
なんてそうそうあるもんじゃないー

と、今ならホントよくわかる。

るみちゃぁーん……って泣き癖は今も変わらず。

急なSOS……
なのに……すっとんできてくれました。

いっぱいきいてくれてー

店あるからねーと、さっそうと帰って行った。

結局……
二人で本番することなかったねー

なかったねー

でも……なんだか寂しくないよねー

必死になれたのは……
食べていかなあかんから……

一本一万円から……
お弁当いっこまで……

とにかく……ご飯にありつけるならと必死だった。

今は……
そんな必死感はないし……
音に対して……必死感もあまりもちたくなくて。

あの時がなかったら……
今の 超おっとり感もなかっただろうなぁー

いざこざがあるとー
ついつい……

帰りたくなるなぁー

で……
ついつい……京都にSOS。

るみちゃん…から……大丈夫？
って……メール。

そろそろ……
俺の出番か？
って……さき君言うてるよー

さき君から伝言。

好きなようにしなさい……
俺からかけ離れたことはしないでしょ……だって。

さき君さぁー
今だに……
モニカのベースは俺って……思ってるよー

うん。
わかってるー

さき君だって……

いつまでも……
俺がベースになってるわけじゃない……
私には私の……

考え方や生き方があって……
それでいい……

って……思ってはるねん。

でも……
そう言うことで……

絆は切れていない……と、

そう教えてくれてるんだと思うー。